マンジャロは高い用量ほど痩せるのか|臨床試験の数値と料金を突き合わせた

比較 更新 2026年9月7日 医師監修
マンジャロの用量別の減量率と費用の図解。5mg と 15mg(72週):減量率 1.4倍/費用 3.0倍

用量を上げると減量率は上がりますが、費用の上がり方はそれ以上でした。SURMOUNT-1の公表データと当サイトの17院調査を突き合わせ、用量ごとの費用対効果を整理します。

目次
  1. 臨床試験で報告されている用量ごとの数値
  2. 同じ期間続けた場合の費用
  3. 減量率は1.4倍、費用は3倍
  4. 15mgを扱う院は4院しかない
  5. そもそも自分で用量を選ぶことはできない
  6. 数値の読み方について

「高い用量のほうが痩せる」——これは間違いではありません。ただ、どのくらい違うのか、そして費用はどのくらい変わるのかを並べて見たことがある方は少ないと思います。

ここでは、公表されている臨床試験の数値と、当サイトが17院を調べた料金データを突き合わせます。

臨床試験で報告されている用量ごとの数値

肥満・過体重の成人2,539名を対象とした海外の第3相試験(SURMOUNT-1)では、72週時点の平均体重変化が次のように報告されています。

用量平均体重変化5%以上減った人の割合
5mg−15.0%85%
10mg−19.5%89%
15mg−20.9%91%
プラセボ−3.1%35%
マンジャロの用量ごとの減量率と72週分の費用を比べた図。5mgは−15.0%で約307,000円、10mgは−19.5%で約654,000円、15mgは−20.9%で約926,000円。
棒の長さは72週分の費用。カッコ内は72週時点の平均体重変化。

出典:Jastreboff AM, et al. Tirzepatide Once Weekly for the Treatment of Obesity. N Engl J Med. 2022;387(3):205-216.

参加者の平均体重は104.8kg、平均BMIは38.0でした。食事・運動の指導も並行して行われています。日本を含む複数国で実施されていますが、対象は海外中心です。

ここで目を引くのは、10mgと15mgの差が1.4ポイントしかないことです。5mgから10mgへは4.5ポイント上がりますが、そこから先の伸びは緩やかになります。

同じ期間続けた場合の費用

当サイトが調べた1ヶ月分の総額(薬代+診察料+送料)の最安値を、試験と同じ72週(約16.6ヶ月)続けた場合で計算しました。

用量1ヶ月分の最安72週分の概算取扱院数
5mg18,500円約307,000円11院
10mg39,390円約654,000円10院
15mg55,790円約926,000円4院

2026年8月30日調査。増量期間の低用量分は含まない単純計算です。

減量率は1.4倍、費用は3倍

この2つを並べると、構造が見えてきます。

5mg15mg差
平均体重変化−15.0%−20.9%1.4倍
72週の費用約307,000円約926,000円3.0倍
1%減あたり約20,500円約44,300円2.2倍

減量率が1.4倍になる一方で、費用は3倍になります。 用量を上げれば上げるほど、1%減らすためのコストは高くなっていく計算です。

これは「高い用量に意味がない」という話ではありません。20.9%と15.0%では結果が違いますし、必要な用量は人によって変わります。ただ、費用対効果という観点では逓減するという事実は、判断材料として知っておく価値があります。

15mgを扱う院は4院しかない

もうひとつ、料金以外の制約があります。当サイトが料金を確認できた12院のうち、15mgまで扱っているのは4院だけでした。

10mgまでなら10院が扱っています。高用量まで見込むなら、選べる院がかなり絞られます。

そもそも自分で用量を選ぶことはできない

ここは押さえておく必要があります。マンジャロは2.5mgから開始し、経過と忍容性を見ながら段階的に増量する薬です。「15mgのほうが痩せるから最初から15mgで」ということはできません。

増量のタイミングと到達する用量は、医師が診察のうえで判断します。この記事の数値は「もし15mgまで到達したら」という仮定の計算であり、誰もがそこまで増量するわけではありません。

数値の読み方について

最後に、臨床試験の数値をそのまま自分に当てはめないでください。

  • 報告されているのは平均値で、個人差があります
  • 試験では食事・運動の指導も並行して行われています
  • 対象はBMI30以上、または27以上で体重関連の合併症がある方で、糖尿病の方は除外されています
  • 海外中心の試験です

そして、マンジャロが日本で承認されている効能・効果は2型糖尿病です。体重管理を目的とした使用は適応外使用にあたり、自由診療(保険適用外)となります。

用量ごとの実際の料金は用量別のページで確認できます。どの用量まで扱っているかも院ごとに記載しています。

マンジャロのよくある質問

マンジャロは15mgのほうが5mgより痩せますか?

肥満を対象とした海外の臨床試験(SURMOUNT-1)では、72週時点の平均体重変化が5mgで−15.0%、10mgで−19.5%、15mgで−20.9%と報告されています。用量が上がるほど平均値は大きくなりますが、10mgと15mgの差は1.4ポイントでした。

マンジャロの用量を上げると費用はどのくらい変わりますか?

当サイトが17院を調べたところ、1ヶ月分の総額は5mgの最安が18,500円、15mgの最安が55,790円でした。減量率が1.4倍になる一方で、費用は約3倍になります。

マンジャロは最初から高い用量で始められますか?

できません。2.5mgから開始し、経過を見ながら段階的に増量します。用量と増量のタイミングは医師が判断します。

マンジャロで何kg痩せるか決まっていますか?

決まっていません。臨床試験の数値は平均であり、個人差があります。試験では食事・運動の指導も並行して行われています。

マンジャロ5mgの料金比較

マンジャロ5mg 取扱クリニックの料金比較 2026年8月30日時点の調査
# クリニック 月額換算 総額 プラン 診察料 送料 配送 初診オンライン 対面切替 公式
1 マンクリ 17,140円 102,840円 まとめ買い/6ヶ月 0円 0円 最短即日発送 可 不可 公式サイトを見る
2 メガクリ(メガミクリニック) 18,500円 18,500円 定期便/1ヶ月 0円 2,200円 最短当日〜数日 可 不可 公式サイトを見る
3 アクチュアリー(Actually,) 18,772円 112,630円 まとめ買い/6ヶ月 0円 550円 最短翌日発送(通常3〜6日でお届け) 可 不可 公式サイトを見る
4 マルベルクリニック東京 20,772円 249,260円 まとめ買い/12ヶ月 1,100円 0円 最短当日発送 可 不可 公式サイトを見る
5 DMMオンラインクリニック 20,983円 62,950円 まとめ買い/3ヶ月 0円 550円 最短当日発送 可 不可 公式サイトを見る
6 Mona Clinic(モナクリニック) 参考値 22,875円 274,500円 まとめ買い/12ヶ月 0円 0円 即日発送 可 可 公式サイトを見る
7 イースト駅前クリニック 37,800円 37,800円 都度購入/1ヶ月 0円 0円 早ければ24時間程度 可 可 公式サイトを見る
8 日本橋クリニック 38,000円 38,000円 都度購入/1ヶ月 0円 0円 通常2〜3営業日(混雑時は最大7営業日) 可 不可 公式サイトを見る
9 ワンクリニック恵比寿 39,743円 119,228円 まとめ買い/3ヶ月 1,480円 2,000円 記載なし 可 可 公式サイトを見る
10 デジタルクリニック 44,053円 528,638円 まとめ買い/12ヶ月 1,650円 1,100円 最短当日発送 可 不可 公式サイトを見る
11 スマルナ 53,863円 161,590円 まとめ買い/3ヶ月 0円 550円 記載なし 可 不可 公式サイトを見る
12 レバクリ 54,401円 163,202円 まとめ買い/3ヶ月 0円 550円 最短即日発送 可 不可 公式サイトを見る
13 elife(イーライフ) 参考値 要調査 要調査 定期便/1ヶ月 0円 要調査 — 可 不可 公式サイトを見る
14 クリニックフォア 要調査 要調査 定期便/1ヶ月 1,650円 1,100円 — 可 — 公式サイトを見る

2026年8月30日時点の調査では、マンジャロ5mgの月額換算がもっとも安かったのは マンクリ(17,140円)でした。 料金は改定される場合があるため、お申し込み前に各公式サイトで最新の金額をご確認ください。

この表は各院のもっとも安いプランで並べているため、契約期間が院ごとに異なります。 契約期間をそろえた比較は用量別のページにあります。

総額=薬剤費+診察料×診察回数+送料×配送回数(すべて税込)。 診察回数は配送回数と同数として算出しています(定期便=毎月、まとめ買い=1回)。 「要調査」は当サイトで料金を確認できていない項目です。

本表は情報提供を目的としたもので、特定の治療を推奨するものではありません。 いずれも自由診療のため保険適用外です。効果や副作用には個人差があり、 処方の可否は医師の診察により判断されます。 マンジャロ(チルゼパチド)の国内における承認された効能・効果は2型糖尿病であり、 肥満・ダイエット目的での使用は適応外使用にあたります。

本記事は情報提供を目的としており、診断・治療を行うものではありません。 マンジャロが日本で認められているのは2型糖尿病の治療で、ダイエット目的の使用は適応外使用にあたり健康保険は使えません。 処方の可否は医師の診察により判断されます。

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